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ステンレス(SUS)に対して酸洗いを行い、しばらく経ってから水洗いを行うと曇ったような白いシミが表面に表れることがあります。この現象は、酸洗いの液を水で洗い流しきれていないために、酸が必要以上にステンレス表面を溶かしてしまうことで生じるものです。
もしこの白いシミがステンレス表面にできてしまった場合は、中性の洗浄剤を使って時間をかけてシミを洗うことで表面から消すことが可能です。更に、これを未然に防ぐ方法としては、次の方法があります。
①:酸洗い後に水洗いを入念に行った上で、表面に付着している水分をエアーで吹き飛ばす
②:酸洗いを、「中性」の専用の洗浄液を使って行う
当社では食品機械や医療・医薬機器向けを中心に、これまでステンレスの板金加工と各種表面仕上げを行ってきた実績が豊富にございます。ステンレスの表面仕上げに関するお困りごとはお気軽にご相談ください。